藤末雅彦の暇つぶしニュースブログ

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トランプが再選を投げ出す?いよいよ弾劾で追い込まれる

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こんにちは。藤末雅彦です。

 

・2016年アメリカでは、テレビのリアリティー番組で人気者になった目立ちたがり屋の不動産王が、同世代で最強のエリート政治家を退けて大統領の座をつかみ、今年4月ウクライナでは、人気テレビドラマで政治腐敗に異を唱えて大統領に上り詰める高校教師の役を演じたコメディー俳優が、なんと本当に大統領に当選してしまいました。
・今アメリカは「ウクライナ疑惑」で揺れています。それは、トランプ大統領が今年7月にウクライナのゼレンスキー大統領に電話し、来年の米大統領選で最大のライバルと目されるバイデン前副大統領と息子のスキャンダルを捜査するよう要求したというものです。
・予想では、大統領選不出馬と引き換えに疑惑追及を停止することで取引がまとまる可能性もあります。そして、トランプは4年間の政権が大成功だったと自画自賛して、ついに自分のテレビ局を設立するかもしれません。

 

トランプは、来年の大統領選への出馬を取りやめる。共和党員がトランプに愛想を尽かす可能性もあるし、大統領選不出馬と引き換えに疑惑追及を停止することで「ディール(取引)」がまとまる可能性もある。そして、トランプは4年間の政権が大成功だったと自画自賛し、ついに自分のテレビ局を設立する......かもしれない。

 

引用元

https://www.newsweekjapan.jp/sam/2019/10/post-36.php

 

 

今、アメリカは「ウクライナ疑惑」で揺れています。2人の高官が宣誓証言で嘘を述べていない限り、現職のアメリカ大統領が選挙を自らに有利に運ぶ目的で外国指導者の力を借りようとして、そのために露骨な脅しをかけていたことになります。
ウクライナの大統領は、人気テレビドラマで政治腐敗に異を唱えて大統領に上り詰める高校教師の役を演じた41歳のコメディー俳優だったゼレンスキー大統領です。
ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領の脅しに屈しなかったようです。
このあと、弾劾裁判を開くかどうかを決める下院は、民主党過半数を占めているのですが、トランプを失職させるには上院で3分の2以上の賛成を得なくてはなりません。このためには20人以上の共和党上院議員が造反する必要があります。
微妙な立場のトランプ大統領ですが、弾劾が進むとウォータ―ゲート事件の時のニクソン大統領の二の舞になる可能性があります。
それで、トランプは失地回復の為に、このタイミングで過激派組織イスラム国最高指導者アブ・バクル・アル・バグダディを追い詰め、死に追いやったのでしょう。これは、北朝鮮金正恩最高指導者への警告にもなっているのではないでしょうか。
大統領就任以来、様々なニュースを送り続けているトランプ大統領が、窮地の中まだ何をするか分かりません。それとも、大統領の再選を投げ出すかもしれません。