藤末雅彦の暇つぶしニュースブログ

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「違法性なし」理由に 関電、金品受領を1年公表せず 

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こんにちは。藤末雅彦です。

 

・高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役(今年3月に90歳で死去)から関西電力の役員らが金品を受け取っていた問題で、大阪市内で岩根茂樹社長らが記者会見し、同社長ら20人が計3億2千万円相当を受領していたと発表しました。
・金品提供は国税当局の税務調査で判明して、同社は「違法性がないこと」などを理由に社内調査後の約1年間、公表していませんでした。
・「工事の発注プロセスは適当だった。違法な行為ではなく、外部に公表する事案ではなかった」と岩根社長は釈明しました。

 

関西電力の役員らが高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役(今年3月に90歳で死去)から金品を受け取っていた問題で、関電は27日、大阪市内で岩根茂樹社長らが記者会見し、同社長ら20人が計3億2千万円相当を受領していたと発表した。

 

引用元

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50298240X20C19A9MM8000/

 

関西電力の役員らが、高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていたとのことです。関電は9月27日、大阪市内で岩根茂樹社長らが記者会見し、同社長ら20人が計3億2千万円相当を受領していたと発表しました。
金品提供は国税当局の税務調査で判明して、「違法性がないこと」などを理由に社内調査後の約1年間、公表していなかったとのことです。
高浜町の元助役は今年の3月に亡くなっていて、詳細の調査が難しいかもしれませんが、お金を渡した側の原発の工事をした会社からお金の流れを調査するべきでしょう。また、ニュースでこれらの工事した会社の名称が報じられないのは、何故なのでしょう。
また、八木会長、岩根社長をはじめとする関電の関係者20人が、2011年~18年の間にお中元やお歳暮、社長就任祝いなどに、現金のほか、背広、そうめんなどを受領したそうです。これが、違法性がないと判断したのは、誰なのでしょう。
原発の賛否が問われている現在、この事件は大きなポイントになると思います。原発の継続を必要と言っている裏側には、このようなことが存在しているからだと思われます。福島原発に同じようなことが行われていないのでしょうか。その疑念を晴らす為にも、福島原発の工事会社の調査をして欲しいと思います。
また、関電の事件で、政治家の名前が出てきていませんが、政治家が関わっていることはないのでしょうか。そんな疑念も起きてしまうので、政治家は政治生命をかけて、この事件の解明に尽力するべきだと思います。